カコモンノート

作業療法士 過去問 第55回 午後 問10

治療・支援 第55回2020年2月(令和2年)

72歳の男性。Parkinson 病で Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢ。60歳代前半に発症し、投薬治療で経過観察されていたが、小刻み歩行やすくみ足が出現し、日複数回転倒するようになってきている。特に方向転換を必要とする箇所での転倒が多い。自宅の見取り図を示す。 転倒防止のための対応で誤っているのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

正答(誤っている対応)は1のリビングで椅子Aを使用する。Parkinson病では起立・着座の安定性が重要で、低く不安定な椅子は立ち座りを困難にし転倒を招くため不適切です。他の選択肢は妥当で、トイレを引き戸にすれば後退動作を減らせ、浴室の縦手すりや浴槽内の台は移乗・出入りを助けます。床のテープ目印はすくみ足に対する視覚的手がかり(cue)として有効です。すくみ足・小刻み歩行・方向転換時の易転倒性という病態に沿った環境調整が問われています。

KEY POINT
Parkinson病では低く不安定な椅子が立ち座りを妨げ転倒を招く

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出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第55回 午後 問10(厚生労働省)
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