カコモンノート

作業療法士 過去問 第55回 午前 問19

治療・支援 第55回2020年2月(令和2年)

66歳の女性。歌が好きでカラオケをよく楽しんでいたが、1年前から言葉数が少なくなり夫が心配して精神科を初めて受診した。MMSEは正常範囲内であった。 MRIでは前頭葉優位の限局性脳萎縮があり、SPECTでは両側の前頭葉から側頭葉に血流低下が認められた。現在は定年退職した夫と2人暮らしをしており、家事は夫が行っている。デイケアに週1回通所しており、好きだった塗り絵や和紙工芸などの作業活動に参加するが、落ち着きがなく途中で立ち去ろうとする行動が頻回にみられる。 作業活動の持続を促す対応として最も適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

正解は「注意がそれたら道具や材料を見せながら声をかける」。前頭側頭型認知症で立ち去り行動(常同・被影響性)がみられる例では、具体物を示して注意を作業に引き戻す関わりが有効。禁止や叱責、慣れない新規課題、フロア移動やセラピスト変更はかえって落ち着きを損ない不適切である。

KEY POINT
前頭側頭型の立ち去りには具体物で注意を引き戻す
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第55回 午前 問19(厚生労働省)
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