カコモンノート

作業療法士 過去問 第55回 午前 問6

治療・支援 第55回2020年2月(令和2年)

30歳の男性。頸髄損傷完全麻痺第6頸髄まで機能残存。上腕三頭筋の筋力検査を行う場面を図に示す。 代償運動が出現しないように作業療法士が最も抑制すべき運動はどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

正答は4の肩関節外旋。第6頸髄まで機能残存では上腕三頭筋(C7支配)が麻痺しているため、その筋力検査で肘伸展を診る際、肩関節を外旋させると重力を利用して肘が伸展し、あたかも三頭筋が働いているように見える代償運動が生じます。したがって外旋を抑制する必要があります。C6レベルでは残存する橈側手根伸筋による腱固定(テノデーシス)や肩の肢位を使った代償が起こりやすく、正確な筋力評価には代償の遮断が不可欠です。

KEY POINT
上腕三頭筋のMMTでは肩外旋で重力により肘が伸びる代償を抑える
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第55回 午前 問6(厚生労働省)
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