作業療法士 過去問 第55回 午前 問6
30歳の男性。頸髄損傷完全麻痺第6頸髄まで機能残存。上腕三頭筋の筋力検査を行う場面を図に示す。 代償運動が出現しないように作業療法士が最も抑制すべき運動はどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます
選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
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正答 4
EXPLANATION
解説
正答は4の肩関節外旋。第6頸髄まで機能残存では上腕三頭筋(C7支配)が麻痺しているため、その筋力検査で肘伸展を診る際、肩関節を外旋させると重力を利用して肘が伸展し、あたかも三頭筋が働いているように見える代償運動が生じます。したがって外旋を抑制する必要があります。C6レベルでは残存する橈側手根伸筋による腱固定(テノデーシス)や肩の肢位を使った代償が起こりやすく、正確な筋力評価には代償の遮断が不可欠です。
KEY POINT
上腕三頭筋のMMTでは肩外旋で重力により肘が伸びる代償を抑える「治療・支援」の他の問題
- 第55回 午前 問7心電図をモニターしながら訓練を行った際の訓練前と訓練中の心電図を別に示す。 変化に関する所見で正しいのはどれか。
- 第55回 午前 問4上腕切断の適応義手を検討するための切断レベルを算出する式において、Aにあてはまるのはどれか。 断端長/A × 100 = 上腕切断(%)
- 第55回 午前 問878歳の女性。右利き。脳梗塞による左片麻痺で入院中。Brunnstrom 法ステージは上肢Ⅴ、手指Ⅵ、下肢Ⅴ。歯がなく、きざみ食をスプーンで全量自力摂取し…
- 第55回 午前 問954歳の女性。左母指ばね指の術後、経過は良好であったが、術後3か月ころから些細な動作で母指にビリビリするような疼痛が出現した。術後5か月目に自宅近くの病院…
- 第55回 午前 問1070歳の女性。Parkinson 病。Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢ。自宅で頻回に転倒し、日常生活に支障をきたすようになった。 この患者…
- 第55回 午前 問1151歳の男性。仕事中に3mの高さから転落し、外傷性脳損傷を生じ入院した。 受傷2週後から作業療法を開始した。3か月が経過し運動麻痺はみられなかったが、日付…
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第55回 午前 問6(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。
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