カコモンノート

作業療法士 過去問 第58回 午後 問13

治療・支援 第58回2023年2月(令和5年)

63歳の男性。脳出血による左片麻痺。Brunnstrom法ステージは上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅳ。 上肢の分離運動促通を目的とした自主訓練として最も適切なのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 5
EXPLANATION

解説

正答は⑤。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ・手指Ⅲは共同運動が優位で、屈筋共同運動から抜け出せず分離運動が困難な段階である。分離運動の促通を目的とする自主訓練では、共同運動パターンに逆らって関節を単独で動かす課題、たとえば肘伸展位で肩を屈曲する、あるいは肘・手関節の分離した運動を促す姿勢・動作が適切となる。⑤はこの分離運動を引き出す肢位・課題であり正答。共同運動をそのまま強化する動作や、麻痺の重症度に対して難易度が高すぎ代償を誘発するものは不適切。キーポイントは、ステージに応じて共同運動からの分離を段階的に促す点である。

KEY POINT
ステージⅢの分離促通は肘を伸ばしたまま肩を屈曲するなど共同運動に逆らう
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第58回 午後 問13(厚生労働省)
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