カコモンノート

作業療法士 過去問 第60回 午前 問11

評価・検査 第60回2025年2月(令和7年)

32歳の女性。右利き。運輸会社で10年間事務を担当している。1か月前に脳梗塞を発症したが、運動麻痺は認めないため退院し職場復帰した。与えられた仕事は意欲的に集中して行い、指示されたことを実行することはできていたが、上司からは自分で段取りを考えて行動ができないとの指摘を受けることが多くなった。 この患者の高次脳機能障害の検査で最も優先されるのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

正答は1のBADS。「与えられた仕事はできるが自分で段取りを考えて行動できない」は、計画立案・問題解決・状況に応じた行動修正といった遂行機能の障害を示す。BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)は日常場面に近い課題で遂行機能を評価するため最も優先される。BITは半側空間無視、RBMTは日常記憶、CATは注意機能の検査で、いずれも本例の中心症状とはずれる。段取り・計画性の障害を疑ったら前頭葉機能・遂行機能検査を選ぶ、が要点。

KEY POINT
段取りが立てられない遂行機能障害の評価はBADS
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第60回 午前 問11(厚生労働省)
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