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看護師 過去問 第106回 午後 問115

成人看護学 平成28年度2017年2月19日

Aさん(23歳、男性)は、マラソンの途中で嘔吐し、意識混濁状態となり救急車で搬送された。来院時、体温39.5℃で、熱中症〈heat illness〉と診断された。気管挿管と人工呼吸器管理が実施された。膀胱留置カテーテルを挿入後に輸液療法を開始して、ICUに入室した。表面冷却と血管内冷却によって体温は37℃台に下降した。 既往歴:特記すべきことはない。 身体所見:ICU入室時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20。体温37.8℃、呼吸数28/分、脈拍110/分、血圧94/74mmHg。暗赤色尿を1時間で20mL認めた。 検査所見:Hb 16.8g/dL、Ht 48.6%、Na 130mEq/L、K 6.5mEq/L、Cl 100mEq/L、クレアチンキナーゼ〈CK〉48,000IU/L、尿素窒素60mg/dL、クレアチニン2.4mg/dL、AST〈GOT〉70IU/L、ALT〈GPT〉88IU/L。尿一般検査でミオグロビン陽性。胸部エックス線写真および頭部CTで異常所見なし。心電図でSTの変化はなく、洞性頻脈を認めた。 このときのAさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2・3
EXPLANATION

解説

クラッシュ症候群(圧迫解除後)の急性期所見:①横紋筋融解→ミオグロビン・K大量流出、②高K血症→致死性不整脈(心電図テント状T波・QRS幅広)リスク、③筋肉傷害は確実、④心原性ショックではなく循環血液量減少性ショック、⑤利尿薬より大量輸液(強制利尿)で腎保護。筋肉傷害と致死性不整脈リスク評価が中心。

KEY POINT
クラッシュ=筋傷害・致死性不整脈
出典:厚生労働省 第106回看護師国家試験 午後 問115(厚生労働省)
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