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看護師 過去問 第108回 午前 問110

基礎看護学 平成30年度2019年2月17日

Aさん(30歳、初産婦、会社員)は、夫と2人暮らし。妊娠38週6日で3,200gの児を正常分娩した。分娩後から母児同室を開始しており、母乳育児を希望している。 109産褥3日。Aさんの子宮底は臍下3横指、硬度は硬い。悪露は血性少量であった。乳房は左右とも全体的に硬く触れ、熱感と発赤があり痛みを訴えている。乳汁分泌状態は、乳管口は開口数左右5本ずつ、移行乳の分泌を認める。Aさんのバイタルサインは体温37.9℃、脈拍72/分、血圧108/60mmHgであった。 Aさんの状態として最も考えられるのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3・4(どれでも正解)
EXPLANATION

解説

産褥3日で体温37.9℃、乳房は左右とも硬く触れ、熱感・発赤・痛みがある。乳房の一部に限らず全体が硬く、両側性であることから乳腺炎と判断されるが、乳汁が急に増える時期の生理的な乳房緊満とも読めるため、公式には乳腺炎(3)と乳房緊満(4)の両方が正答とされた。区別の目安は、乳腺炎は片側の一部が硬結・発赤し38℃以上の高熱や悪寒を伴うことが多い点である。子宮底は臍下3横指で硬く悪露も血性少量と復古は順調なので子宮復古不全ではない。産褥熱は分娩24時間以降に38℃以上が2日以上続くもの。

KEY POINT
産褥3日の両側全体の緊満は生理的。片側限局+高熱なら乳腺炎。
出典:厚生労働省 第108回看護師国家試験 午前 問110(厚生労働省)
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