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看護師 過去問 第108回 午後 問91

疾病の成り立ちと回復の促進 平成30年度2019年2月17日

【事例】A さん (52 歳、男性)は、5年前にC型肝炎 hepatitis C 、肝硬変と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3年が経過している。毎日、ウイスキーを約300 mL 飲んでいる。夕食の2時間後に約1,100 mL の吐血があり、緊急入院となった。 身体所見:体温35.4 ℃、呼吸数26/分、脈拍122/分、血圧86/42 mmHg、顔面は蒼白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。 検査所見:赤血球278 万/μL、Hb 8.4 g/dL、総ビリルビン4.1 mg/dL、アンモニア188 μg/dL、K 3.9 mEq/L、血糖102 mg/dL。 入院から 4日が経過し、A さんは医師から「C 型肝炎、肝硬変の患者は肝細胞癌を発症することがある」と説明を受けた。 A さんはスクリーニングの目的で、肝臓から骨盤内臓器までの範囲で腹部超音波検査を受けることになった。 入院時のA さんの状態として考えられるのはどれか。

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正答 2
EXPLANATION

解説

C型肝炎・肝硬変患者の上部消化管出血(吐血・タール便・ショック)は食道静脈瘤破裂を最も疑う。門脈圧亢進で側副血行路(食道静脈瘤)が拡張し破裂すると大量出血する。急性アルコール中毒・迷走神経反射・低血糖発作とは病態が異なる。緊急内視鏡的止血術(EVL・EIS)と循環管理が必要となる。 肝硬変患者の上部消化管出血対応を理解する。

KEY POINT
肝硬変+吐血=食道静脈瘤破裂
出典:厚生労働省 第108回看護師国家試験 午後 問91(厚生労働省)
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