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看護師 過去問 第109回 午前 問95

人体の構造と機能 令和元年度2020年2月16日

【事例】A さん(56 歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40 歳時の会社の健康診断で2型糖尿病と診 type 2 diabetes mellitus断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50 歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、 腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。1年前から、足のしびれが出現するようになった。 Aさんは、3か月前に末期腎不全の状態で腎代替療法(血液透析)が必要であると腎臓内科の医師から説明された。シャント造設のための入院を予定していたが、仕事が忙しく延期となっていた。1週前から感冒症状があり、体重増加、全身浮腫、全身倦怠感、呼吸苦が出現したため、緊急入院となった。透析用のカテーテルを挿入し、緊急血液透析を行った。入院時の身体所見:体重73 kg(1週間で4kg増加)、血圧178/105 mmHg。入院時の検査所見:Hb 9.5 g/dL、血清尿素窒素72 mg/dL、血清クレアチニン9.0 mg/dL、血清カリウム6.8 mEq/L、血清ナトリウム138.5 mEq/L。緊急入院時のAさんの胸部エックス線写真(別冊No.5)を別に示す。Aさんが緊急血液透析となった病態で正しいのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

末期腎不全での緊急血液透析の主な適応は①溢水・心不全(体重急増・浮腫・呼吸苦・肺水腫)、②高K血症(心停止リスク)、③重症代謝性アシドーシス、④尿毒症症状。Aさんは体重急増・全身浮腫・呼吸苦・胸部X線で心拡大・肺うっ血を呈する心不全状態。血液透析で除水と電解質補正を行う。

KEY POINT
透析適応=心不全(溢水)
出典:厚生労働省 第109回看護師国家試験 午前 問95(厚生労働省)
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