カコモンノート
カコモンノート › 看護師 › 第110回 › 午後 問116

看護師 過去問 第110回 午後 問116

在宅看護論 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん(37 歳、男性)は妻 (40歳、会社員)と2人暮らし。筋強直性ジストロフィー myotonic dystrophy で週5回の訪問介護を利用していた。1か月前に傾眠傾向が著明となり入院して精査した結果、睡眠時無呼吸に対して夜間のみフェイスマスクを用いた非侵襲的陽圧換気療法が導入された。A さんは四肢遠位筋に筋萎縮と筋力低下があるが、室内の移動は電動車椅子を操作して自力で行え、食事も準備すれば妻と同じものを摂取できる。 退院後、週1回午後に訪問看護が導入されることになった。 退院前カンファレンスで、訪問介護の担当者から、これまでと同様に退院後も昼食の準備と後始末、口腔ケア、入浴介助を行う予定と発言があった。訪問看護師は訪問介護の担当者に、A さんの状態の変化に気付いたら連絡がほしいと協力を求めた。訪問介護の担当者に説明するAさんの状態の変化で、特に注意が必要なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

在宅NPPV/人工呼吸器使用患者でCO2貯留(二酸化炭素ナルコーシス)の徴候として傾眠傾向(意識レベル低下)は最も重要な観察項目。眼の充血・口腔乾燥・摂取量低下も全身状態評価に有用だが、CO2貯留の早期兆候として傾眠は特に注意。SpO2と意識レベルの並行観察が必須で、家族にも徴候を周知する。 在宅人工呼吸器管理での観察ポイントを理解。

KEY POINT
人工呼吸+傾眠=CO2貯留
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 午後 問116(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文の内容は変えていません。ただし、原本で答を数字で書き込む形式(解答欄が「①②」のような桁)の計算問題16問だけは、Webで解けるように選択肢式に直しています。正答は公式の正答値表と一致することを確認しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。