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看護師 過去問 第111回 午前 問112

老年看護学 令和3年度2022年2月13日

【事例】A さん(23 歳、女性)は大学を卒業後、会社に就職して1人暮らしを始めた。入社後に「会社の制服が似合うようになりたい」とダイエットを始め、次第にるいそうが目立つようになった。「太るのが怖い」と言って食事を拒否するようになり、体重は1年間で10 kg 減少した。しかし、本人は「まだ太っているから、痩せないといけない」と話していた。久しぶりにAさんと会った母親が、過度のるいそうを心配して、内科受診を勧めた。内科ではるいそう以外に大きな異常を認めず、精神科受診を勧められた。精神科では神経性無食欲症と診断され、外来通院を開始した。その後、低血糖によるふらつきのため職場で頻回に転倒するようになった。それでも食事を十分に摂らないため、精神科病棟へ入院した。入院時、身長166 cm、体重36 kg であった。入院後、食事のほかに点滴による栄養補給が始まった。 治療開始早期に看護師が最も注意すべき観察項目はどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

レビー小体型認知症の薬物療法(ドネペジル等)開始早期はパーキンソニズム悪化や錐体外路症状、起立性低血圧、嘔気が問題となる。本問の文脈から治療開始早期に観察すべきは浮腫(薬剤性、心機能変化、活動低下による下肢浮腫)が該当する。脱毛・抑うつ・嚥下障害は別の合併症で開始早期の優先項目ではない。看護師は服薬導入時のバイタルサイン・体重・四肢浮腫を継続観察する。

KEY POINT
開始早期は浮腫を観察
出典:厚生労働省 第111回看護師国家試験 午前 問112(厚生労働省)
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