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看護師 過去問 第111回 午後 問99

看護の統合と実践 令和3年度2022年2月13日

【事例】A さん(82 歳、女性)は息子 (57 歳、会社員)と息の妻 (55 歳、パート勤務)との3 人暮らし。3年前にAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症と診断され、認知症高齢者の日常生活自立度判定基準Ⅱb、要介護2である。A さんの介護は、主に息子の妻が行っていた。A さんは、声かけがあれば日常生活動作〈ADL〉を自分で行うことができた。しかし、A さんは徐々に認知症が重度化し、1人で外出すると帰ってくることができなくなり、夜間に落ちつきなく動き回ることが多くなった。息子と息子の妻はAさんの介護について介護支援専門員に相談していたが、息子の妻は睡眠不足となり、体調を崩してしまった。そのため、A さんは介護老人保健施設に入所することになった。 入所して1週後。A さんは、朝、声をかけられてもなかなか目を覚まさない。午前中は看護師が他の入所者と交流することを目的に共有スペースに誘導するが、A さんは共有スペースの椅子に座ったまま眠ってしまい、レクリエーションへ誘われても参加はしない。夕方から夜間にかけてA さんは活動的となり、施設の廊下を歩き職員に話しかけている。A さんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

昼夜逆転(朝起きず夜活動)の対応は日中の活動量を増やすことで日内リズムを修正する。日中の散歩は採光・運動・他者交流の3要素を同時に得られ、概日リズム調整に最も有効。朝の入浴は急な交感神経刺激で循環器負担、起床を待つは昼夜逆転を悪化、椅子座位のみは活動量不足で改善しない。看護師は本人の生活リズムを尊重しつつ概日リズム調整を行う。

KEY POINT
昼夜逆転=日中散歩
出典:厚生労働省 第111回看護師国家試験 午後 問99(厚生労働省)
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