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看護師 過去問 第114回 午後 問101

老年看護学 令和6年度2025年2月16日

【事例】A さん(80 歳、女性)は、アパートの1階に1人で暮らしている。半年前に軽度の Alzheimer〈アルツハイマー〉型認知症と診断され、抗認知症薬の内服治療を開始した。要支援2の認定を受けている。 A さんが屋内でぐったりしているのを訪問した近所の人が発見し、救急搬送された。来院時のバイタルサインは、体温36.5 ℃、呼吸数20/分、脈拍92/分、血圧 130/82 mmHg で、皮膚に軽度の発汗がみられた。頭痛や吐き気はなかった。看護師がAさんに状況を聞くと、最近は食欲がなく、食べたり飲んだりしていなかったし、 昨日は排尿回数も普段より少なかったと話した。 A さんは、経過を観察するため入院となった。入院2日、A さんの全身状態は改善し、食事が開始された。A さんは歩行時にふらつきがあるため、看護師が見守ることになった。看護師はベッドから離れるときは、ナースコールを押すようにAさんに説明した。そのときA さんは「忘れずにできるかしら」と呟いた。しばらくすると、A さんが1人で移動しているところを看護師が発見した。A さんへの対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3
EXPLANATION

解説

認知機能低下があり「ナースコールを忘れずに押せるか」と本人が不安を述べていた患者には、ナースコールに目印(テープ・色・形)をつけて視認性を高め、押し忘れを減らす環境調整が適切。ヒッププロテクター・車椅子設置は転倒の前提、爪先が床につく高さは転落リスク。記憶補助としての目印は認知症ケアの有効手段。認知症患者の安全管理は環境調整と人的支援の組み合わせで行う。

KEY POINT
認知症転倒予防=ナースコール目印
出典:厚生労働省 第114回看護師国家試験 午後 問101(厚生労働省)
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