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看護師 過去問 第114回 午後 問117

老年看護学 令和6年度2025年2月16日

【事例】A さん(65 歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、 1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、A さんは「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの時間を臥床して過ごすようになった。心配した夫に連れられて精神科外来を受診したところ、うつ病と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉と不眠時の睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはありますか」と質問があった。 受診を終了して1年後、A さんは再び家にこもりがちになった。 A さんは「何もできないと思っているでしょ」と、ささいなことに怒ったり、急に泣き出すことが増え、夫と一緒に精神科外来を再受診した。 頭部検査の結果、多発性脳梗塞がみられ、血管性認知症と診断された。 A さんは要介護2の認定を受け、介護サービスを検討することになった。体調が良いときは、夫の料理を手伝ったり散歩に出かけている。排泄や着替えは時間をかけて1人で行えるが、入浴は夫の介助が必要である。夫は「入浴のサポートを受けたり、自分が不在のときに泊まれる場所はないか」と話している。外来看護師がAさんの希望を聞くと「人が多い場所は苦手です。家の近くで好きなときに通えたり、家に来てもらえると安心です」と話した。A さんに紹介するサービスで適切なのはどれか。

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正答 1
EXPLANATION

解説

小規模多機能型居宅介護は「通い」「訪問」「泊まり」を1事業所で柔軟に組み合わせて提供する地域密着型サービス。本人の希望(家の近く・人混みが苦手・好きなときに通える・家に来てもらえる)に合致。認知症対応型通所介護は通いのみ、自立訓練は障害者向け、療養介護は医療必要重度障害者向け。認知症患者の在宅生活支援は本人の状態と希望に合わせた選択が重要。

KEY POINT
小規模多機能=通い・訪問・泊まり柔軟
出典:厚生労働省 第114回看護師国家試験 午後 問117(厚生労働省)
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