カコモンノート

作業療法士 過去問 第53回 午後 問4

評価・検査 第53回2018年2月(平成30年)

嚥下造影検査の嚥下反射終了後の静止画像(別冊No.1)を別に示す。咳反射はない。 認める所見はどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

正答は1。嚥下反射終了後の画像で咳反射がないという情報から、声門を越えて気管・声門下へ造影剤が入り込んでいる誤嚥、特に咳を伴わない不顕性誤嚥(silent aspiration)が考えられます。咳反射がないことがこの所見の重要な手がかりです。声門閉鎖(2)は誤嚥を防ぐ正常な防御機構であり所見として不適切。頸椎前弯(3)は本問の要点ではありません。口腔内残留(4)は咽頭・気道への流入とは別の所見。食道入口部開大(5)は正常な通過を示すもので誤嚥所見ではありません。咳反射を伴わない誤嚥=不顕性誤嚥という危険な病態を押さえることが要点です。

KEY POINT
咳反射を伴わない誤嚥が不顕性誤嚥
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第53回 午後 問4(厚生労働省)
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