カコモンノート

作業療法士 過去問 第53回 午後 問7

評価・検査 第53回2018年2月(平成30年)

20歳の男性。頸髄完全損傷。手指屈曲拘縮以外の関節可動域制限はない。食事の際のフォークの把持と口元へのリーチの場面(別冊No.3)を別に示す。 この動作が獲得できる頸髄損傷患者のZancolliの四肢麻痺上肢機能分類の最上位レベルはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正答は2(C6A)。Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類でC6レベルは手関節背屈が可能になるレベルで、C6Aは腕橈骨筋が機能し肘屈曲・前腕回外・弱い手関節背屈が可能です。手指の随意運動はないものの、万能カフ(自助具)などを用いればフォークを把持し口元へリーチする食事動作が獲得できます。したがってこの動作が可能な最上位レベルとしてC6Aが該当します。C5A(1)では手関節背屈が不十分で自助具操作が難しく、この動作獲得は困難です。残存筋と可能な動作、自助具の活用を対応づけて、各レベルで何ができるかを整理することが要点です。

KEY POINT
Zancolli C6Aは腕橈骨筋が機能し、自助具で食事動作が可能
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第53回 午後 問7(厚生労働省)
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