カコモンノート

作業療法士 過去問 第54回 午後 問9

治療・支援 第54回2019年2月(平成31年)

38歳の女性。32歳時に四肢脱力が出現、多発性硬化症の診断を受け寛解と増悪を繰り返している。2週前に痙縮を伴う上肢の麻痺にて入院。大量ステロイドによるパルス療法を行った。 この時点での痙縮の治療手段で正しいのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

多発性硬化症では体温上昇により症状が一過性に悪化するウートフ現象がみられるため、温熱を加える物理療法は避けるのが原則です。超音波療法・赤外線療法・ホットパック・パラフィン療法はいずれも組織を加温するため痙縮のある本症例では推奨されず、体温上昇を伴わないTENS(経皮的電気神経刺激)が適切なので選択肢1が正しくなります。TENSは疼痛緩和や痙縮のコントロールに用いられます。MSの物理療法では加温を避けるという点が最重要のキーポイントです。

KEY POINT
多発性硬化症はウートフ現象があり温熱を避け、痙縮にはTENS

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出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第54回 午後 問9(厚生労働省)
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