カコモンノート

作業療法士 過去問 第54回 午後 問13

治療・支援 第54回2019年2月(平成31年)

85歳の男性。脳血管障害による右片麻痺で、発症から5か月が経過。回復期リハビリテーション病棟に入院中。主な介護者は 77歳の妻。左手で T 字杖を使用して屋内平地歩行は可能であるが、屋外は車椅子介助である。排泄はトイレにて自力で行うが、夜間頻尿と切迫性尿失禁がある。自宅の見取り図を示す。 在宅復帰に向けて住環境の調整を行う際、作業療法士のアドバイスで正しいのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

右片麻痺で左手T字杖による屋内歩行が可能だが、夜間頻尿と切迫性尿失禁があり、トイレへ短い動線で安全に移動できる環境づくりが重要となる。見取り図でトイレに近く動線が短くなるB客室へ寝室を変更するのが適切で、夜間の頻回なトイレ移動時の転倒リスクを減らせる(正答1)。ベッドの向き変更のみでは根本解決にならず、扉の内開き化は介助時に不利、1cmの段差を残すスロープはつまずきの原因、歩行可能な本例に天井走行リフトは過剰であり、いずれも適切性が低い。

KEY POINT
夜間頻尿と切迫性尿失禁があれば寝室をトイレに近い部屋へ移す

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出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第54回 午後 問13(厚生労働省)
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