作業療法士 過去問 第54回 午後 問12
57歳の女性。右利き。火災により右前腕以遠にⅢ度の熱傷を受傷した。救命救急センターに搬送され、壊死組織のデブリドマンを施行され、植皮術が行われた。 術後3日目にベッドサイドにて作業療法を開始した。 この時点での受傷手への対応で正しいのはどれか。
選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます
選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION
解説
Ⅲ度熱傷に対する植皮術後3日目は、移植した皮膚(グラフト)が母床に生着する最も重要な時期であり、剪断力や過度な運動で生着が妨げられないよう安静が優先されます。あわせて患肢を挙上して浮腫を予防することが適切なので、選択肢4の安静時の挙上が正しい対応です。この時期に他動関節可動域訓練や抵抗運動、動的スプリント、弾性包帯での圧迫を行うとグラフトが剥離・損傷する危険があり不適切です。積極的な運動や圧迫療法は生着が確認された後に段階的に開始する点を押さえましょう。
KEY POINT
植皮術後3日目は生着が最優先で、安静と挙上にとどめる「治療・支援」の他の問題
- 第54回 午後 問1130歳の男性。調理師。頭部外傷受傷後4か月が経過し、回復期リハビリテーション病棟に入院している。麻痺はないが、明らかな企図振戦がある。意識障害や著しい記銘…
- 第54回 午後 問1385歳の男性。脳血管障害による右片麻痺で、発症から5か月が経過。回復期リハビリテーション病棟に入院中。主な介護者は 77歳の妻。左手で T 字杖を使用して…
- 第54回 午後 問10頸髄損傷完全麻痺者第6頸髄節まで機能残存が肘での体重支持を練習している図を示す。 この練習の目的動作はどれか。
- 第54回 午後 問1445歳の男性。アルコール依存症。家で飲酒し酔って妻を怒鳴ってしまい、翌日に強い罪悪感を覚えることが増えている。反省して飲酒を減らそうとしたがうまくいかなか…
- 第54回 午後 問938歳の女性。32歳時に四肢脱力が出現、多発性硬化症の診断を受け寛解と増悪を繰り返している。2週前に痙縮を伴う上肢の麻痺にて入院。大量ステロイドによるパル…
- 第54回 午後 問1565歳の女性。元来、几帳面な性格だが友人も多く活動的に過ごしていた。3か月前に、自宅のリフォームを契機に、早朝覚醒、食思不振、抑うつ気分や意欲低下が生じ、…
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第54回 午後 問12(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。