カコモンノート

作業療法士 過去問 第54回 午後 問12

治療・支援 第54回2019年2月(平成31年)

57歳の女性。右利き。火災により右前腕以遠にⅢ度の熱傷を受傷した。救命救急センターに搬送され、壊死組織のデブリドマンを施行され、植皮術が行われた。 術後3日目にベッドサイドにて作業療法を開始した。 この時点での受傷手への対応で正しいのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

Ⅲ度熱傷に対する植皮術後3日目は、移植した皮膚(グラフト)が母床に生着する最も重要な時期であり、剪断力や過度な運動で生着が妨げられないよう安静が優先されます。あわせて患肢を挙上して浮腫を予防することが適切なので、選択肢4の安静時の挙上が正しい対応です。この時期に他動関節可動域訓練や抵抗運動、動的スプリント、弾性包帯での圧迫を行うとグラフトが剥離・損傷する危険があり不適切です。積極的な運動や圧迫療法は生着が確認された後に段階的に開始する点を押さえましょう。

KEY POINT
植皮術後3日目は生着が最優先で、安静と挙上にとどめる

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出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第54回 午後 問12(厚生労働省)
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