カコモンノート

作業療法士 過去問 第54回 午後 問19

治療・支援 第54回2019年2月(平成31年)

7歳の男児。几帳面なところがある。小学校に入学して数か月後から肩をすくめる、まばたきをすることが目立ってきた。最近、授業中に顔しかめや首ふりなども激しくなり、担任の先生から注意されることが増えた。友達と遊んでいるときや眠っているときは起こらない。悩んだ母親が本人を連れて来院、チック障害と診断され作業療法の導入となった。 作業療法士の対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

チック障害は本人の意思では抑えにくい不随意な運動・音声で、緊張時に増悪し、集中・リラックス時(遊びや睡眠中)には軽減する特徴があります。まず本人が何に困っているかを受容的に聴き、安心できる関係を築くことが基本なので選択肢1が適切です。『チックを起こさないよう努力せよ』と指示する選択肢3は、抑制がかえって緊張を高め症状を悪化させるため不適切です。緊張場面である最前列に座らせる選択肢4も逆効果です。チックは叱責や強制ではなく、環境調整とストレス軽減で対応するという原則が重要です。

KEY POINT
チックは努力の強制や叱責を避け、まず本人の困り事を聴く
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第54回 午後 問19(厚生労働省)
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