カコモンノート

作業療法士 過去問 第58回 午後 問2

治療・支援 第58回2023年2月(令和5年)

43歳の女性。多発性硬化症。発症から3年経過。寛解と再燃とを繰り返している。四肢筋力は軽度低下し、表在感覚が軽度鈍麻している。疲労の訴えが多く、入院となった。最近徐々に視覚障害を生じてきた。 この患者に対する作業療法で最も適切なのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 5
EXPLANATION

解説

正答は⑤。多発性硬化症では易疲労性が強く、体温上昇や過負荷で症状が一過性に悪化するウートホフ現象がみられるため、疲労を避けエネルギー温存を図る作業が適切とされる。本例は筋力低下・感覚鈍麻に加え視覚障害も出現しており、過度な運動負荷や視覚に強く依存する課題、疲労を招く長時間の活動は避けるべきである。したがって、休息を組み込み負担の少ない方法を選ぶ選択肢が最も適切となる。寛解と再燃を繰り返す疾患特性を踏まえ、再燃を誘発しない配慮が治療方針の基本となる。

KEY POINT
多発性硬化症は易疲労とウートホフ現象に配慮し、疲労を避ける
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第58回 午後 問2(厚生労働省)
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