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看護師 過去問 第106回 午前 問116

基礎看護学 平成28年度2017年2月19日

【事例】Aさん(70 歳、男性)。妻 (74 歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ- 20 で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5 ℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧 200/120 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96 % であった。 頭部CTの結果、高血圧性脳出血と診断され、集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケール(JCS)Ⅱ- 30。体温 37.0 ℃、呼吸数 16/分、脈拍 82/分、血圧 154/110 mmHg。入室から8時間後、体温 37.2 ℃、呼吸数 18/分、脈拍 50/分、血圧 208/106 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)97 % になり、呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。このときのAさんの状態はどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

頭蓋内圧亢進症状(クッシング現象):①血圧上昇+徐脈+呼吸異常(チェーンストークス呼吸)の三徴、②意識レベル低下、③瞳孔不同・対光反射消失。脳出血で血圧154→208mmHg・脈拍82→50/分・意識レベル低下は典型的Cushing現象で脳ヘルニア進行を示唆。緊急開頭血腫除去または脳圧降下療法が必要。

KEY POINT
Cushing現象=血圧↑徐脈

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出典:厚生労働省 第106回看護師国家試験 午前 問116(厚生労働省)
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