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看護師 過去問 第109回 午後 問302

母性看護学 令和元年度2020年2月16日

【事例】A ちゃん 歳、男児!は、日前に39 ℃に発熱して両側の耳下腺部の痛みを訴え た。昨日から同部位の腫脹がみられ、頭痛を訴えている。夜間に嘔吐が回あり、発 熱と頭痛が持続したため、本日父親に連れられて来院し、髄膜炎の疑いで個室に入院 した。通っている幼稚園には、流行性耳下腺炎 おたふくかぜ! mumps 罹患児が数名いる。 既往歴:特記すべきことはない。 予防接種歴:年齢相応の定期接種はすべて済んでいる。おたふくかぜワクチンは未接 種である。 家族歴:両親は流行性耳下腺炎罹患の既往がある。妹のちゃん 歳!は、年齢相 応の定期予防接種は済んでいるが、おたふくかぜワクチンは未接種である。また、 流行性耳下腺炎罹患の既往はない。 身体所見:体温39.2 ℃、項部硬直あり。両側耳下腺部の腫脹と圧痛あり。胸部聴診 で異常なし。腹部は平坦で軟、圧痛なし。KernigŽケルニッヒ徴候あり。 検査所見:白血球8,760/μL。血清アミラーゼ834 U/L 基準44〜132!、CRP 0.1 mg/dL。 Aちゃんは入院の翌日も発熱が続いたが、頭痛は軽減し嘔気は消失したため経口摂取を開始した。入院日、体温は微熱となり食欲が回復したことから、翌日の退院が決定した。耳下腺は縮小しつつあるが圧痛がある。父親から看護師へ「退院後、何か注意することはありますか」と質問があった。父親への看護師の回答で適切なのはどれか。

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正答 3
EXPLANATION

解説

ムンプス(流行性耳下腺炎)の合併症としてムンプス難聴(感音性難聴・片側性多い・回復困難)が知られる。発症率は約0.1〜1%だが永続的障害となるため、退院後も耳の聴こえ方の観察が重要となる。他に髄膜炎・膵炎・思春期以降の精巣炎・卵巣炎も合併症。ワクチン未接種者には予防が最重要となる。 退院後の合併症観察と早期受診指導が大切。

KEY POINT
ムンプス後=難聴に注意
出典:厚生労働省 第109回看護師国家試験 PM 問102(厚生労働省
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