カコモンノート

管理栄養士 過去問 第40回 問177

応用力試験 第40回2026年

その後、しばらく通院を続けていたが、6か月後から来院しなくなった。 5年後、体重減少と泥状便が続くため再び来院した。本人によると、腹痛は消失しているとのことであった。アルコール性慢性膵炎(非代償期)と診断され、膵性糖尿病に対してインスリン療法が開始された。消化酵素薬を含む内服薬による治療で便の性状は軽快した。体重50kg。空腹時の血液検査値は、血糖120mg/dL、HbA1c6.3%、アミラーゼ48U/L、CRP0.4mg/dL。 栄養食事指導を再開した際、患者は、「仕事の都合で飲酒を再開してしまっていましたが、1か月前から断酒をしています。今後は断酒指導を定期的に受けることにします。」と話した。 表は、本人が持参した食事メモである。患者への助言として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

資料
表 食事メモ
朝食 昼食 夕食
ご飯(200g) ご飯(200g) チャーシュー丼
ご飯200g
大根の味噌汁(1杯) あじ塩焼き(中1尾)
チャーシュー6枚
納豆(1パック) 冷奴(小鉢1杯)
中華風コーンスープ(1杯)
バナナ(1本) かぼちゃの煮物(小鉢1杯)
低脂肪牛乳(180mL)

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3
EXPLANATION

解説

正解は3です。患者は非代償期に進み、膵性糖尿病にインスリン療法が始まり、消化酵素薬で泥状便は軽快したものの、体重が減っています。非代償期では膵外分泌が低下しており、脂肪を制限しすぎると栄養不良が進むため、腹痛や泥状便が出ない範囲で脂肪を少しずつ増やして体重を回復させることが大切です。チャーシューを控えるよう指導すると脂肪制限を強める方向になり、ご飯を減らすとエネルギー不足を招きます。体重減少があるので今のままで問題ないとはいえません。

KEY POINT
非代償期は消化酵素薬を使いながら脂肪を増やしやせを防ぐ。

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出典:厚生労働省 管理栄養士国家試験 第40回 問177(厚生労働省)
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